文学賞受賞作家作品

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にんげんごみばこ
どんなに大好きな人とでも、ギクシャクしてしまう瞬間はあります。 あまりウマが合わない人なんて特にそうです。 みんな一度や二度は「あの人、いなくなっちゃえばいいのに‥‥」なんて思ったことがあるはず。 ......
輝ける鼻のどんぐ
狂おしく 彼は行く 恋の闇路を。 これは作品中の一文ですが、すべてを象徴しているように思います。 “どんぐ”が見初めた“じゃんぶりー”の乙女に再会するために彼が とった行動は異常と......
ジャンブリーズ
ゴーリーにしては珍しい、かわいいイラストの絵本です。本文はゴーリーのものではありません。不思議なテンポで繰り返される独特の文章に、ゴーリーの、これまた不思議なイラストが馴染んでいます。そしてゴーリー......
ぞうの せなか (講談社の創作絵本)
お父さん象が子供に伝えたかったこと・・・ その子供がやがてお父さんになって・・・ 思わず、涙がこぼれます。 親子の絆や命のつながりについて考えさせられる、 じんわり心に染み入る、素敵な絵本です。......
ホネのことならガイコツマン (ART BOX GALLERYシリーズ)
うちの子は、この絵本を毎日、 よんでいます! 「こりゃだめだ、ホネがおれてる」のところは、おおはやり! ガイコツマンが、いろいろのりものに変身できるというのもオオウケ! 最高におっっっっもしろ......
こくはくします!
告白することには、多かれ少なかれ勇気がいるものです。 そして告白するまでに、どれだけエネルギーを使ったかによって、 人は内なる気持ちの大きさや重みを実感できるのではないでしょうか。 舞台はいづみ......
いつでも会える
銀座マリオンで「菊田まりこ展」が開催されている時にアンケートを描きながら大泣きしている女性を見ました。 実は私も書店でこの本を立ち読みしながら泣いてしまいました。 何が悲しいのか?何で泣いたのか?......
雨がふっても… (TERU TERU TENSHI)
てるてる天使シリーズは好きで全部持っていますが、絵本を読んで泣いたのはこれが初めてです。 幼少より病気を抱えて一人きりで闘って来た私の気持ちを理解してもらえた気がしての嬉し泣きでした。 メッセージが......
いぬかって! (レインボーえほん)
犬を飼いたい男の子を描いた絵本。でも本作はひねりが効いている。 というのは、小鳥好きにとっては、涙なくしてよめない内容なので。 物語のなかである事件が起ります。 離れた視点でみれば、運命のいたずら......
いきもののすべて
あの本を読んでたら、自分の周りを優しい空間に包まれるんですよね。ありがたい一冊です♪フジモトさんの絵とひねりのファンなので、肯定的なレビューです。 私は彼の絵が好きです。漫画とイラストの中間くらいの......
オリビア バンドをくむ
ご機嫌なこぶたがまたやって来ました♪ オリビア、こんどは花火を見に行きますが、 彼女によれば、それはバンドのパレードがなくっちゃ始まらない。 で、自分ひとりでバンドを作っちゃった! どんな音楽を奏で......
傷つきやすくなった世界で [日経プレミアシリーズ] (日経プレミアシリーズ 2)
フリーマガジンのR25で連載していたエッセイをまとめたエッセイ集です。 「がんばれ平店長」などと言った最近の話題も多く石田さんの独特の感性が 伝わってきます。 暗く生きるより少しでも明るく......
峠越え (PHP文庫 や 40-1) (PHP文庫 や 40-1)
これまで山本一力さんの作品は読むチャンスがなく初めて手にした本でしたが、読み始めると次から次へと試練や予期せぬ問題が起こり、すぐに壮快なテンポのストーリーに引き込まれまれ、ハラハラドキドキしながら読......
石田衣良の白黒つけます!!
社会問題や恋愛問題など、全38項目の質問に対し、読者から送られてきた回答アンケートをもとに、 石田さんがサクサクとまとめてコメントされています。 この本は、石田さんのエッセーではなく、主役は読者だと......
巷説百物語 1 (1) (SPコミックス)
原作が未読だったのですが、分厚い内容にひかれて購入しました。 話は唐突に展開され、読む人間がやや混乱を覚えつつも進めて行くと、 一気に散らばった謎が収束されていくという、面白い進行になって います......
赤い長靴 (文春文庫 え 10-1)
答えの出ない、答えをあえて出さないことが 「美徳」のような部分に触れた1冊。 だからこそ、既婚者にはピタッとくるはず。 そのテーマに触れておきながら、主人公とと もに悩ませておきながら、答えは出さな......
ブルータワー (徳間文庫 い 43-4)
スバラシイの一言です。 よく調べられていて難しい話も出てきますが 物語の流れのテンポがとてもいいです。 長編だが読みやすい!読書初心者ですが、すぐに読めました。 長編ですが、話に入りやすいです。 ......
またの名をグレイス 上
19世紀半ば、16歳で殺人容疑者として投獄された実在の女性、グレイス・マークスを著者が丹念に調べあげ、不明な部分を付け足して作り上げたフィクション。前半は主にグレイスの不幸な生い立ちおよびメアリー・......
贖罪 上巻 (1) (新潮文庫 マ 28-3)
わずか13歳の娘の確信が一組の若い男女−姉とその恋人−の運命を狂わせる。その確信とはどのようなものであったろうか。狂わされた運命はどのような道筋をたどるだろうか。その罪はつぐなうことを容易に許さぬも......
土曜日 (Shinchosha CREST BOOKS)
主人公のヘンリーは40代後半の成功した神経外科医だ。愛する妻は弁護士で、二人の子供は芸術的才能に恵まれており、娘は詩人で息子はギタリストとして成功しており、社会的にも私生活においても実に恵まれた......
恥辱 (ハヤカワepi文庫 ク 5-1)
「なんという屈辱だ」 「あんな大使を抱きながら、こんな末路を迎えるとは」(本文より) 南アフリカを舞台にした、「負け犬」小説。 女子大生に手を出した大学教授がその職を追われ、田舎に落ち延びていく......
充たされざる者 (ハヤカワepi文庫 イ 1-5)
主人公がある町にやってきて起こる出来事。 一見何の変哲も無いような小説に思えるが、読んでみるとこれがどうして・・・。 これでもかこれでもかと主人公の前に立ちはだかる不条理な出来事。 救われる結末なの......
ライオンの皮をまとって (フィクションの楽しみ)
とことん詩的で描写が美しい。 本を読み、その文章の美しさに震えるというのは素晴らしいことです。 世の数多の小説にはない美しさを、ここで知ることができます。...
マイケル・K (ちくま文庫)
なんというか、読み出したら止まらないのだ。奇妙な時間のなかにすっぽりはまってしまうような、作品内のことばの空気が貼り付いてくるような本だ。読んでいる側にとっては非日常なのに、作品世界がこちらの日常に......
尖塔―ザ・スパイア
本邦初訳のこの小説は、ノーベル賞作家ゴールディングの長編5作目だそうだが、テーマの深さといい、ミステリータッチのストーリー展開といい、比喩に富んだ詩的な文体といい、彼の有名な処女作『蝿の王』に勝る......
わたしを離さないで
過酷な運命から逃げようとせず、受け入れながら生きる主人公たちの生き方が、 なぜか不自然には感じられません。 自分では動かしようのない、既成の制度や、階級のなかでとらわれて生きている私たち自身、 本当......
わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワepi文庫)
「日の名残り」「浮世の画家」に続き、私にとってイシグロ氏3作目の小説ですが一番面白く読みました(前記2作品も好きですが)。主人公の独白を基本とし、各章の小見出しだけを追えば時間の流れに沿いつつ、途中......
ペネロピアド (THE MYTHS)
貞節な妻としてしか語られてこなかったペネロペイア そのペネロペイアをアトウッドが料理したが・・・ 『寝とる女』では巧く描けてた女の内面が こちらでは反転軽率な本に成り下がってしまった。 アトウッドフ......
エデンの東 新訳版 (4) (ハヤカワepi文庫 ス 1-4) (ハヤカワepi文庫 ス 1-4)
作品は、第4部で青春小説としての色合いを強めながら大団円へと向かう。 作者は冒頭で、物語はひとつしかない。すべての小説も詩歌も、人の内部で善と悪が際限なく戦いを続けていることから生まれると説く。作品......
エデンの東 新訳版 (3) (ハヤカワepi文庫 ス 1-3) (ハヤカワepi文庫 ス 1-3)
早川書房はどうなってしまったのか。私は、早川を通じて多くの海外文学と出会ってきた。 出版社は、きれいな表紙で本を読者に売るだけでなく、読者が最後まで作品を読み通せるように努力をするべきだと思う。 特......
エデンの東 新訳版 (2) (ハヤカワepi文庫 ス 1-2) (ハヤカワepi文庫 ス 1-2)
作中で中国人リーは語る、アメリカ人は腰の落ち着かない人々の子孫です。神経過敏な人、犯罪者、口論好き、喧嘩好きの子孫です。でも、同時に勇敢で、独立心が強く、寛大な人々の子孫であります。祖先がそういう人......
こども哲学―人生って、なに?
6歳の男の子がいる。本を読まなくて困っていた。が、あるとき彼がこの本を図書館で見つけ、繰り返し眺めているのに気が付いた。手離そうとしないので買ってやる。届くと待ちわびたように眺める。繰り返し繰り返し......
結論で読む人生論―トルストイから江原啓之まで
でもそんなんでもないんですよね。古今東西の人生訓をピックアップしていき、導いていくわけですから。結論なんてあるわけない、見つける或いは見つかる前におっ死んぢまうからでしょう。人生の答えとは神の証明な......
人生とは何か―21世紀の人生設計術
中々読みきれませんでしたが、色んなことを教えてくれる一冊でした。いい本だと思います。書店で見つけて読んで見ましたが、中々斬新な切り口で色々教えられるものがありました。少し難しいので全部は理解出来ませ......
「自分」を生きるための思想入門 (ちくま文庫)
本書を読んだからと言って、自分の中で何かが変わった訳ではない。しかし、自分なりの人生への構えを固める上での、参考とすべき見解は多々披露されている。また、ニーチェをはじめとする代表的哲学者の言わんとし......
よく生きる (ちくま新書)
エマニュエル・レヴィナスに関する本をあれこれ読み、どれも理解できなかった。理解したふりをすることは簡単なのだが、レヴィナスについてはそうした知ったかぶりをすることが不遜なことだと、初老の男にも思わせ......
生きることも死ぬこともイヤな人のための本
さて、この本。中島義道さんの著作の中でも読みやすい一冊です。 内輪ネタも多いので、他の著作もあわせて読むことをオススメしますが、 まず、この本を読んで、興味があるとしてからでも遅くありません。 他の......
ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)
吉本隆明氏がこの本で「死」について真正面から語るとき、とても潔く、ひとときも目をそらさない強い力を感じた。「子どもの自殺は親の代理死である」一人の親である吉本氏がこのように語るには相当な覚悟が要るは......
自分は死なないと思っているヒトへ―知の毒 (だいわ文庫)
たしかに都市生活をしていると「死」は不自然。たしかにな〜と感心。 養老先生の着眼点や考察は面白いです。生理学者のくせに宗教好きだったり、「自分はどのように死ぬつもりですか?」という質問に対する答え......
可変思考 (光文社文庫)
1984年に出版されたものの文庫本として、改めて発刊されました。 内容は題名にもあるとおり、物事の捉え方、考え方をひとつの視点・立場に固定せずにいろいろな見方ができるよう「可変」にしておくのが良い......
吉田松陰一日一言―魂を鼓舞する感奮語録
身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂 我が身はたとえこの武蔵野の地に朽ちるとしても、 大和魂だけは(この日本に)永遠に留まって、 護国の鬼となるぞ。 昨年を現わす象徴的な言葉と......
いのちひきとめたい―自殺、苦しんでいるあなたへ
お坊さんが書いているが、お説教の本ではない。 筆者自らが悩み苦しみ抜いてきているからこそ、苦しむ人の気持ちに寄り添う覚悟ができている。 全国の苦しんでいる人に一人でも多くこの本の存在を知って欲し......
死にたくないが、生きたくもない。 (幻冬舎新書)
長生き、健康、若いのが一番、 アンチエイジング・・・・ 高齢化していく日本で、 ビジネスの可能性は「高齢者」にある、 といういわれ方を耳にする。 そんなマーケティングに踊らされず、 自分......
悟りの哲学―「脳呼吸」で人生は変わる
サブタイトルにある「『脳呼吸』で人生は変わる」に心惹かれて購入しました。 が、当初期待していた「脳呼吸」に関する説明は概要程度。 本書の主題は、「なぜ『脳呼吸』を生み出したのか、なぜ必要だったのか......
老師と少年
いろいろな方の「般若心経」の解説を読んでも、読後は難解でわからなかったが、この本は少年と老師の対話を通して「空観」を説いているのだと思った。仏教の空は西洋の虚無とは異なって透明な諦観なのだろう。禅......
思想の身体―死の巻
この本自体はそれほど大きなものではないから、個々の論文に深みを期待することはできないが、それぞれの論者が現在どのように「死」という思想上の問題に取り組んでいるかを知るには、たいへん便利で手ごろな一冊......
生命徴候あり
『刑事たちの夏』以来、骨太のサスペンス系作品を発表し続けている著者の最新刊。書名からわかるように「医療もの」。 正直、「医療もの」を読み慣れていないので、「専門用語とか、わかるかなぁ」という不安が......
中原昌也 作業日誌 2004→2007
この本を読んで素直に思った事は、「中原昌也365日=作品」。 帯に「毎日一日分読む事……三年楽しめます」とあるが、 絶対に無理!! こんなに面白い本、絶対三年間もかけれません!! 読んだら、この内容......
映画の頭脳破壊
“映画批評家”中原昌也が14名の批評家、監督、俳優、作家らと語り合う。 ゲストは蓮實重彦、鈴木則文、柳下毅一郎、西島秀俊、芝山幹郎、阿部和重、 長嶋有、井土紀州、樋口泰人、青山真治、平山夢明、松浦寿......
ニートピア2010
この本の何が面白いのか意味不明。 文学論をぶちかますのが好きなゼミで持て囃されそうだが、面白くないものは面白くない。 最新の短編集。昨年末、文芸五誌全てに中原昌也の短編が掲載されていて、溜まってい......
萌神分魂譜
「金毘羅」の続編。ちょっとこれ、どきどきしてしまった。どういうふうに読めばいいのか、読み誤っているところもあるかも知れないけど、うーん、どきどきしてしまった。 そもそも「萌え」って言葉が、人それ......
背徳の人 (ちくま文庫 し 29-1)
古典の新訳ばやりという最近の出版傾向に倣って、この本も出されたのかもしれないけれど、ジッドという懐かしい名前につられて購入して読んだが、今回は、実に「正解」だった。 ダブーが何もなくなったと......
黄昏のポジョニ・ウッチャ
淡々と独特な軽いタッチで書かれている文章。 が、たくさんの工夫が凝らされている。 「読者が軽く読めたとしたら、その影にたくさんの工夫がしてあるはずである」 と言う解説を読んだことがあります。 まさ......
論理的原子論の哲学 (ちくま学芸文庫 ラ 4-2)
「論理的原子論の哲学」という論文は、『プリンキピア・マティマティカ』2巻、「記述について」という論文でラッセルが現代哲学のトップランナーになっていた頃に発表されたものです。 この頃ラッセルは既にウィ......
神の火を制御せよ 原爆をつくった人びと
原爆の開発・製造に携わった、アメリカの科学者たちの愛と葛藤を描いた小説。1959年に書かれた古い小説だが、原爆開発というデリケートなテーマが忌避されてか、日本ではつい最近まで訳されなかった事でも話題......
ニルスのふしぎな旅 上
思いやりのない少年ニルスは小人にされてしまいががちょうに乗ってガンたちと旅をすることになる 。その中で思いやりを学んで成長していく。鳥に乗って旅をしてみたいなあとゆう願望を満たしてくれる一冊。情景の......
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